企業献金「禁止されないのは問題」=河野元衆院議長が講演
1994年の政党助成法制定時に自民党総裁だった河野洋平元衆院議長は23日、国会内で講演し、政党交付金の導入は企業・団体献金の禁止と「車の両輪」だったと改めて指摘し、「30年たっても禁止されないのは問題だ」と語った。講演は非公開で行われたが、衆院会派「有志の会」の福島伸享衆院議員が終了後に記者団に明らかにした。
河野氏は昨年12月公表の国会の聞き取りに「企業献金をやめて公費助成にしようということだった」と証言。しかし、石破茂首相は今国会の答弁で「企業・団体献金はなくなる意識を持った者は自民にはいなかった」と反論している。
福島氏によると、河野氏は「企業・団体献金をやらないために政党交付金を導入した。(当時の)細川護煕首相もそう思っていた」と強調。首相の認識に関しては「その時に石破さんは(離党して)自民党にいなかったはずだから、分からないのだろう」と述べたという。
[時事通信社]
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