三浦と木原、成長示す=ミス引きずらず「自信に」―全日本フィギュア
ミスを引きずらない安定した演技を見せた三浦と木原。5年ぶりの全日本で成長した姿を示した。
序盤に3回転トーループからの3連続ジャンプを予定していたが、一つ目で木原が回り切れず2回転の単発となった。「もったいないミスだったけど、そこで冷静に戻ることができた」と木原。リフトは高さがあり、出来栄え点(GOE)で高い加点を得た。非公認ながら、フリーは今季のベストを上回る得点をマーク。三浦は「すごく私たちの自信になった」と喜んだ。
ここまで多くのことを経験した。北京五輪で7位に入賞し、2023年世界選手権では頂点に立った。いいことだけではない。互いに故障や苦難を乗り越えてきた。木原は「全ての出来事が2人を成長させてくれた」と実感を込める。
今後は練習の強度を高めてプログラムに磨きを掛ける計画。シーズン後半にはさらに強くなった姿を見せてくれそうだ。
[時事通信社]
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