豪ブレイキン選手、自身のパロディミュージカル騒動は「解決」と発表
【シドニーAFP=時事】パリ五輪のブレイキン女子での演技が世界的に嘲笑の的となったオーストラリアのレイチェル・ガン(ダンサー名:レイガン)選手(37)は19日、自身を題材にしたパロディーミュージカルの製作者との騒動が、作品が新バージョンに変更される計画により、解決したことを明らかにした。≪写真は、パリ五輪、ブレイキン女子。演技に臨むオーストラリアのレイチェル・ガン≫
パリ五輪でカンガルーやスプリンクラーの動きをまねた独特なダンスを披露し、審判の評価を得られなかったガン選手を題材にした問題のミュージカルは、当初「レイガン: ザ・ミュージカル」というタイトルで、今月初日を迎えることになっていた。
しかし、弁護士がガン選手の評判やダンスの動きを保護するためとして法的措置を示唆すると、製作者であるコメディアンのステファニー・ブロードブリッジさんはショーを中止し、さらにネット上では同選手いわく「非常に否定的で、ひどい、ただひどい」騒動に発展した。
ガン選手はこの日、自身のインスタグラムアカウントに投稿した動画で、「すべてが解決したことを本当に喜んでいる」「どうにか合意に達した。これで彼女(ブロードブリッジさん)はミュージカルを続けられるし、新しい名前、新しいポスターで、ツアーを回ることができる」と述べた。
さらに、この騒動で「何かが傷ついたのであれば残念」だとし、それは自身の意図ではなかったと強調。「自分にとってストレスの多い時期であり、厳しいものだった」とし、「全て終わらせること」を強く願っているとも付け加えた。
一方、ブロードブリッジさんもインスタグラムにメッセージを投稿し、ガン選手に批判の声が向けられたことについて「深く謝罪」した。
また、題名が「ブレイキング・ザ・ミュージカル」、副題が「完全に合法なパロディーミュージカル」と書かれた新しいポスターを公開。そこには、ショーが「世界ミュージカルスポーツ連盟」によってナンバーワンにランクされていると記されているほか、ガン選手の独特の動きをまねたダンスステップをするカンガルーのシルエットも描かれている。【翻訳編集AFPBBNews】
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