石破首相、1月の訪米検討=トランプ氏意向踏まえ
石破茂首相は来年1月中旬にも米国を訪問し、トランプ次期米大統領と会談する方向で検討に入った。2月以降の訪米を調整していたが、トランプ氏が就任前の会談に意欲を示したことを受け、前倒しを目指す。複数の日本政府関係者が19日、明らかにした。
首相はトランプ氏と個人的な信頼関係を構築し、日米同盟の重要性を確認したい考えだ。会談について、岩屋毅外相は19日の参院外交防衛委員会で「トランプ陣営と意思疎通を継続している。できるだけ早い段階で、相互の都合のいい時にじっくりと意見を交わす機会をつくりたい」と語った。
トランプ氏は16日の記者会見で「首相と会いたい」と表明。来年1月20日の大統領就任式よりも前に会談を行う可能性について「そうなるかもしれない。彼らがそうしたければそうする」と述べた。
[時事通信社]
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