2024-12-19 09:25スポーツ

レアル、焦らず快勝=名門に新タイトル―インターコンチネンタル杯

インターコンチネンタル杯決勝で先制点を決めたレアル・マドリードのエムバペ=18日、カタール・ルサイル(AFP時事)

 名門レアル・マドリードの歴史に新たなタイトルが加わった。新設の大会で初代王者となり、ビニシウスは「素晴らしい1週間になった」。国際サッカー連盟(FIFA)の最優秀選手に輝いた17日に続き、1得点1アシストの活躍で主役となった喜びを口にした。
 立ち上がりこそ押し込まれる時間が続いたが、勝ち方を知る選手たちに焦る様子はなかった。徐々に主導権を握り、前半37分にはビニシウスの突破からエムバペが先制点。後半8分にロドリゴが追加点を流し込むと、以降は主力を休ませる余裕を見せつつ勝ち切った。
 国内リーグと欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制した昨季と比べ、今季のレアルはCLで3敗を喫するなど盤石ではない。それでも一発勝負のタイトルマッチでは底力を発揮。8月の欧州連盟(UEFA)スーパーカップに続いて2冠を手にし、全タイトル制覇の可能性を残した。
 アンチェロッティ監督にとっては、歴代最多を更新するクラブ通算15タイトル目。試合後は「とても幸せだ。大成功だよ」と上機嫌だった。(時事)
[時事通信社]

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