「早く捕まえて」「子のケアを」=住民に不安広がる―北九州・中学生刺殺
北九州市のファストフード店で中学生2人が刺され、3年生の中島咲彩さん(15)が死亡した事件から一夜明けた15日、現場周辺の住民からは子どもたちへの影響を懸念する声や、刺した男が逃げていることに不安を訴える声が聞かれた。
2人が通う中学校でPTA会長を務める男性は、「中島さんと同じ中3の娘がいる。交流もあったと聞いている」と沈痛な面持ち。「子どもたちのケアを最優先に、具体的なことを決めていきたい」と足早に学校に向かった。
近所に住む会社員女性(72)は「娘がきのうの昼、現場の店に行ったばかりでびっくりした」と話した。学校では事件を受け、部活動が中止となっており、「いつもは日曜日も生徒でにぎやかなのに。早く捕まってほしい」と不安な表情をのぞかせた。
現場となったファストフード店の玄関には、花束を手向ける近隣住民の姿も。ニュースで事件を知り、ペットボトル飲料を供えに来た男性は、「かわいそうだなと思った」と話した。
[時事通信社]
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