欧州中銀、0.25%利下げ=3会合連続、景気下支え
【ロンドン時事】欧州中央銀行(ECB)は12日、ユーロ圏の金融政策を議論する定例理事会を開き、政策金利を0.25%引き下げることを決めた。利下げは3会合連続。インフレの鈍化基調が続く中、景気を下支えする狙いだ。
政策金利の一つで、民間銀行がECBに資金を預け入れる際に適用する中銀預入金利を3.25%から3.00%に引き下げる。
欧州では景気減速への懸念が強まっており、ドイツでは自動車産業を中心に経済活動が停滞。フランスでもバルニエ内閣が総辞職するなど、政治的混乱が経済に与える影響に懸念が広がっている。トランプ次期米大統領が掲げる高関税の導入も不安材料だ。
[時事通信社]
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