柔道の「有効」復活へ=ロス五輪に向け
国際柔道連盟(IJF)が2028年ロサンゼルス五輪に向け、国際試合で17年以来廃止されていた技のポイントの「有効」を復活させる方針であることが12日、分かった。IJFは一本を狙う攻撃的な柔道を促すことを目的に廃止したが、有効より上位の「技あり」の範囲が広くなり過ぎる問題点があった。全日本柔道連盟の強化関係者によると、「一本に近い状態でも、尻もちでも同じポイントが入り、思い切って勝負できない」との声が現場で出ているという。
また、13年から全面禁止されていた帯より下の部位への攻撃も、組んだ状態からの行為に限って認められる見込み。 (時事)
[時事通信社]
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