立民、補正予算の修正案提出=「能登」増額、基金減額
立憲民主党は11日、2024年度補正予算案の修正案を衆院予算委員会に提出した。能登半島地震の復旧・復興費用を増額し、各種基金への支出を削減する内容。衆院予算委は昼の理事会で、12日に修正案の趣旨説明を行い、政府案と併せて審議することを決めた。
与党は補正予算案について、12日の衆院通過を目指している。11日中に衆院予算委の採決日程を決めたい考えだ。
政府案は、一般会計の歳出総額が13兆9433億円に上る。修正案は、24年度予備費を財源として能登の復旧・復興に充てる予算を1000億円増やすよう要求。各基金への積み立てのうち、半導体関連や宇宙戦略、デジタル基盤改革など緊要性が低いと判断した計約1兆3600億円分を減額することを盛り込んだ。
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