シリア大統領に出国勧告か=中東諸国、支援に消極的―米紙
【イスタンブール時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は6日、エジプトやヨルダンの当局者が内戦下のシリアで反体制派の大規模攻勢にさらされているアサド大統領に対し、出国して亡命政府を樹立するよう勧告していたと報じた。シリア治安当局者らの話として伝えた。アサド氏の反応は伝えられていない。
シリア大統領府は7日、既に国外へ移動したとの臆測が出たことを受け、「大統領は首都ダマスカスから職務を続けている」と主張した。
同紙によると、アサド氏は、反体制派との関係が深いトルコに攻勢を止めるための働き掛けを要請。エジプト、ヨルダン、アラブ首長国連邦(UAE)、イラクには情報提供や武器供与を求めたが、いずれも拒否されたという。
アサド氏との関係が冷え込んでいるトルコのエルドアン大統領は6日、「アサド氏にはシリアの将来を話し合うため訪問を求めてきたが、前向きな回答が得られなかった」と指摘。反体制派の進攻については「問題なく続くことを願う」と述べ、容認する姿勢を示した。
[時事通信社]
最新ニュース
-
第2野党トップ保釈=収賄罪で起訴、本人は否認―台湾
-
NY株、反落
-
米オープンAI、営利重視へ転換=開発費確保、公益性も維持
-
NY円、157円台後半
-
車暴走の男に死刑判決=35人死亡、財産分与に不満―中国・珠海
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕