2024-12-02 15:15スポーツ

ティリ氏「ロスで表彰台を」＝日本代表監督就任で抱負―バレー男子

バレーボール男子日本代表の監督就任が決まったロラン・ティリ氏（中央）。右は日本協会の川合俊一会長、左は男子強化責任者の南部正司氏（日本バレーボール協会提供）

　バレーボール男子日本代表の監督就任が決まったフランス出身のロラン・ティリ氏（６１）が２日、オンラインで記者会見し、「高い技術を持ったチームに私の経験を掛け合わせることで（２０２８年）ロサンゼルス五輪へ飛躍できる。表彰台を目指す」と抱負を述べた。
　２１年東京五輪で母国フランスを初の金メダルに導いた実績を持つ。ＳＶリーグ、大阪Ｂの監督を今季限りで退任後、正式に日本代表監督に就任する。準々決勝でイタリアに惜敗した今夏のパリ五輪を「ロス五輪に向けて欠かすことのできない貴重な経験だった」と表現。１９７２年ミュンヘン五輪を最後に遠ざかるメダル獲得を見据え、「国際大会全てで表彰台を取りにいく。世界の強豪に勝つ経験を重ねることで見えてくる」と強調した。　
　日本協会の川合俊一会長は「世界最高の監督が日本のチームの監督をやっている。奇跡的なこと」と期待を込めた。
［時事通信社］

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