衆院落選の無所属候補逮捕=運動員に報酬約束か―警視庁
10月の衆院選で、運動員に報酬を支払う約束をしたとして、警視庁捜査2課は30日、公選法違反(買収約束)容疑で、東京26区から無所属で出馬し落選した医師の田淵正文容疑者(66)=東京都目黒区=ら2人を逮捕した。同課は11月上旬、同容疑者が経営する病院などを家宅捜索していた。
逮捕容疑は10月上旬、陣営の20~30代の運動員4人に対し、選挙運動の報酬として時給1500円の支払いを約束した疑い。
公選法は原則、運動員への報酬支払いやその約束を禁止している。関係者によると、同容疑者の陣営には街頭でビラ配りをするなどの運動員が数十人いたという。
田淵容疑者は2016年4月の衆院補選(京都3区)に無所属で出馬。17年の衆院選には希望の党の比例代表で、21年衆院選にも日本維新の会の公認で東京5区から立候補し、20年4月には目黒区長選に日本維新の会の公認候補として出馬したが、いずれも落選した。
[時事通信社]
最新ニュース
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕