2024-11-28 19:00World eye

約１２００万年前のワニの化石公開ペルー

【リマＡＦＰ＝時事】ペルーで２７日、同国の砂漠で発見された１０００万～１２００万年前の海生ワニの幼体の化石が公開された。≪写真は、ペルー・リマで公開された、１０００万～１２００万年前の海生ワニの幼体の化石≫
　英名「ｆｉｓｈ－ｅａｔｉｎｇｃｒｏｃｏｄｉｌｅ（魚を食べるワニ）」で、ガビアルと呼ばれるワニの化石は、全長約３メートル。２０２３年末、首都リマの南方約３５０キロにあるオクカヘ砂漠で完璧な状態で発見された。
　脊椎動物古生物学者で、化石の復元を主導したマリオ・ガマラ氏は会見で、「この種の幼体を発見したのは初めてだ」と述べ、「つまり、成長しきる前に死んだということになる」と説明した。
　頭蓋骨と顎は、現代のワニとは異なっていると指摘。
　「細長い口吻（こうふん）を持ち、もっぱら魚を主食としていた」とし、「現存する近縁種はインドガビアルと考えられる」と付け加えた。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】

約１２００万年前のワニの化石公開ペルー

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