管制官の訓練公開=羽田衝突事故で体制強化―国交省
羽田空港(東京都大田区)で1月、日本航空と海上保安庁の航空機が衝突炎上した事故を受け、管制体制の強化に取り組んでいる国土交通省は28日、同空港の管制訓練を報道陣に公開した。
羽田空港では、井桁の形に配置された4本の滑走路で、航空機の離着陸が1日平均約1300回行われている。訓練は360度のモニターや機材で実際の管制塔と同じ状態が再現されたシミュレーター室で実施。7人の管制官が互いに声を掛け合いながら、航空機に指示を出していた。
事故を受け、国交省は羽田空港の管制官を6人増員。また、誤進入についてモニター上で管制官に注意喚起する「滑走路占有監視支援機能」に音を追加するなどの対策を講じた。
事故後に公表された交信記録では、管制官の指示と異なり、海保機が滑走路に進入したことが判明している。運輸安全委員会が調査しており、12月に中間報告に当たる「経過報告」が公表される見通し。
[時事通信社]
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