オリンパス元社長を在宅起訴＝違法薬物譲り受け―東京地検
違法薬物を譲り受けたとして警視庁に書類送検された精密機器大手「オリンパス」のシュテファン・カウフマン元社長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）（５６）について、東京地検は２７日、麻薬特例法違反の罪で在宅起訴した。
カウフマン元社長は２０２２年９月～今年２月ごろ、東京都内で複数回、コカインやＭＤＭＡとみられる違法薬物を譲り受けたとして、今月１２日に書類送検された。
東京地検は、カウフマン元社長に違法薬物を譲り渡したとして同庁に逮捕された自称カメラマンの金子高明容疑者（４４）についても麻薬特例法違反の罪で起訴した。
カウフマン元社長はドイツ出身で、０３年にオリンパスの欧州統括会社に入社し、執行役員などを歴任。２３年４月にオリンパス社長に就任したが、先月２８日、同社が辞任を発表した。
［時事通信社］
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