2024-11-27 10:29スポーツ

マンＣ、苦境抜け出せず＝終盤まさかの３失点―サッカー欧州ＣＬ

フェイエノールト戦で白星を逃し、悔しがるマンチェスター・シティーの選手＝２６日、英国・マンチェスター（ロイター時事）

　２季前の欧州王者が苦境から抜け出せない。マンチェスター・シティーは３点のリードを奪いながら、残り１５分でまさかの３失点。つかみかけた公式戦６試合ぶりの白星はするりと逃げた。
　前半終了間際にハーランドのＰＫで先制。後半早々にギュンドアン、ハーランドが加点し、快勝ムードが漂った。しかし、後半３０分にＤＦグバルディオルの不用意なバックパスから１点を返されると、流れが一変。立て続けに失点を重ねた。
　イングランド・プレミアリーグで４連覇中の強豪が絶不調だ。２３日のトットナム戦で０―４の大敗を喫し、公式戦５連敗。ホームでの無敗記録は５２で止まった。中盤の要ロドリはけがで今季絶望。故障明けのデブルイネも本調子ではなく、チームの歯車は狂ったまま戻らない。
　引き分けに終わり、本拠地のファンからはブーイングが起こった。来月１日にはプレミアリーグで首位リバプール戦を控え、試練が続く。ロイター通信によると、グアルディオラ監督は「負け続きで、もろさがあり、もちろん勝利が必要だった」と悔やんだ。（ロンドン時事）
［時事通信社］

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