巨人の菅野、胸張ってメジャーへ=ピーク過ぎても「絶対やれる」―プロ野球
米大リーグ挑戦を前に、胸を張れる勲章をつかんだ。巨人の菅野が4年ぶり3度目となるMVP。「自分の野球人生で忘れられないシーズンになった」と感慨深げに語った。
近年は故障がちで、昨季はわずか4勝。10月には35歳になり、肉体的にはピークを過ぎている年齢だ。それでも、「絶対やれるんだ、まだまだやれるんだということを信じて、昨年のオフからトレーニングや、自分自身を見詰め直す時間に費やしてきた」と復活を期していた。
熱意を持って臨んだ今季の投げっぷりは見事だった。15勝を挙げて最多勝に輝き、4年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献。伝統球団の大黒柱として、再び輝きを放った。
2020年シーズン終了後にポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指したものの、契約合意に至らず断念。今回は海外フリーエージェント権を行使でき、実力が健在であることも示した。「大好きな野球で一番になりたい。その気持ちがある限り、僕は頑張れる」。くすぶっていた夢を止めるものは、もう何もない。
[時事通信社]
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