小細工なしの直線勝負=ドウデュース、底見えぬ力―競馬ジャパンカップ
名手の手綱に導かれ、ドウデュースの栄冠がまた一つ上積みされた。快勝した天皇賞・秋に続くGI5勝目。武豊騎手が拳を突き上げて喜びを表現すると、観客も万雷の拍手で祝福した。
小細工なしに、持ち味の末脚を発揮させた。遅いペースの中、前に出たがる馬を何とか抑えて後方待機。少しずつ順位を上げて最終コーナーに入ると、一気に加速してトップに立った。「普通の馬なら最後にバテるけど、この馬ならもつんじゃないか」。ゴール手前の競り合いでも粘り勝ってみせた。
友道調教師は「本当に使いつつ良くなっていく馬」と実感する。休養明けだった天皇賞・秋を、1馬身差以上で制した出来栄えと比較しても、「天皇賞以上はないと思ったのだが、より一層良くなったような感じ」。いまだに底が見えない能力に驚きを隠せなかった。
陣営は次戦の有馬記念を、引退レースと見込んでいるという。「とても寂しいけど、勝って締めくくりたいという気持ちがすごく強い」と武豊。相棒の花道も勝利で飾るつもりだ。
[時事通信社]
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