途上国支援「年2500億ドル」=議長国案、会期延長も―COP29
【バクー時事】アゼルバイジャンで開催中の国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)は22日、最終日を迎えた。議長国のアゼルバイジャンは、途上国の温暖化対策のため先進国が拠出する資金に関し、2035年までに年2500億ドル(約39兆円)に増やす目標を成果文書の草案として公表した。
先進国の主張に配慮した案で、大幅な引き上げを求める途上国が反発し、交渉が難航する可能性がある。このため、会期が延長されるとの見方が強まっている。
新たな案では、先進国が主導し、途上国に35年までに年2500億ドルを拠出する目標を明記。資金源として、先進国の公的・民間資金のほか、新興・途上国による拠出も含める内容となっている。
国際NGOの関係者は「先進国のみに拠出を求める途上国にとっては、到底合意できない内容だ」と指摘。「途上国はさらなる資金の増額を要求するだろう」と話している。
[時事通信社]
最新ニュース
-
久常、24位で決勝Rへ=米男子ゴルフ
-
古江、連日の69=米女子ゴルフ
-
財務長官にベッセント氏指名=トランプ次期米大統領
-
FRB、市場変動リスクを警戒=地政学的緊張、米政策に不透明感
-
南野はベンチ入りせず=欧州サッカー
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕