ICC逮捕状は「言語道断」=人道的配慮実施と主張―イスラエル大使
イスラエルのコーヘン駐日大使は22日、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡り、国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)がイスラエルのネタニヤフ首相とガラント前国防相に逮捕状を出したことについて「言語道断の決定だ」と批判した。東京都内の同大使館で記者会見した。
ICCは21日、ガザへの食料や水、医薬品の供給を意図的に制限したなどとして、戦争犯罪や人道に対する罪の疑いがあると指摘した。コーヘン氏はこれについて、イスラエルが供給した物資を「(イスラム組織)ハマスが盗んでいる」と反論した。
また、「攻撃前には市民に(携帯電話の)テキストメッセージやビラで避難を呼び掛けており、ジェノサイド(集団殺害)ではない」と主張。逮捕状発付は「ICCの信頼性を損なう」と述べ、問題があれば「民主主義国として、外部に干渉されずに捜査する能力がある」と強調した。
[時事通信社]
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