サッカー日本代表、アジア杯敗退から立て直し=W杯切符は目前
米国、カナダ、メキシコで共催されるサッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、C組の日本代表は11月のアウェー連戦を2連勝し、年内の活動を終えた。勝ち点16で同組首位を独走しており、来年3月のバーレーン戦の結果次第では、8大会連続の出場が決まる。
24年は、よもやの敗退から始まった。優勝候補に挙げられたアジア・カップは、イランに屈して8強止まり。1次リーグで敗れたイラク戦同様、相手の高さに苦しめられた。再びさらした日本の「弱点」。森保監督は、立て直しを迫られた。
6月に3バックを本格導入して流れは変わる。第2次森保体制に入ってサイドバックの固定が進まなかった一方、冨安(アーセナル)、板倉(ボルシアMG)、町田(サンジロワーズ)、谷口(シントトロイデン)らは平均で185センチ以上を誇る。センターバックを3人とすることで高さへの対応も安定。こぼれ球の回収も良く、攻撃への移行もスムーズになった。
ウイングバックに日本が誇る2列目の選手を配置したのが、「攻撃的」3バックのゆえん。アタッカー陣を4バックのときよりも1人多い4人起用できる利点が生きた。サイドを起点に相手の背後、中央と、どこからでも攻める厚みを見せて、難しい戦況を打開してみせた。
中国戦の失点場面のように、3バックの両脇を突かれた際の対応など課題はある。それでも、遠藤は「いろんなオプションを持てるチームになってきている。今年に関しては、悪くない代表期間だった」と総括。同じアジアの戦いで立て直した意義は大きい。
[時事通信社]
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