2024-11-15 11:49

中国人向け風俗店経営の女逮捕=不法就労助長容疑―警視庁

 東京・池袋の中国人向け風俗店で中国籍の女らを違法に働かせたとして、警視庁国際犯罪対策課は15日までに、入管難民法違反(不法就労助長)容疑で、店の経営者で同国籍の陳立鳳容疑者(32)=東京都板橋区前野町=を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。
 同課は陳容疑者の夫で同じく中国籍の30代の男が首謀者とみて、同容疑で指名手配し、行方を追っている。
 逮捕容疑は5月9日~10月5日、豊島区池袋の風俗店「梦巴黎」で、日本語学校に通う中国籍の30代女=同法違反(資格外活動)罪で起訴=ら2人を不法就労させた疑い。
 同課によると、陳容疑者は中国人向けの風俗店ポータルサイトなどで客を集めていた。昨年8月~今年9月、計約5億8000万円を売り上げたとみられる。 
 同課は10月5日に違法風俗店として店を摘発し、経営側の中国籍の男女や、日本人の男2人を同法違反(不法就労助長)容疑で逮捕した。従業員で20~40代の中国籍の女16人も同法違反(資格外活動)容疑などで逮捕していた。
[時事通信社]

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