沖縄本島や沖永良部島で大雨=土砂災害に警戒―気象庁
沖縄本島北部では10日明け方から朝にかけて局地的な大雨となり、奄美地方の沖永良部島でも同日午後に大雨となった。東シナ海に発生した低気圧などにより雨雲が発達したためで、気象庁は引き続き土砂災害に警戒するよう呼び掛けた。低気圧は東へ進み、雨雲も移動する見込み。
沖縄本島北部では1時間雨量が110~120ミリ以上との記録的短時間大雨情報が相次いで出された。沖縄県東村では10日午前11時までの48時間雨量が観測史上最多の637.5ミリに上った。大宜味村の一部には一時、5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」が発令された。
沖永良部島の鹿児島県和泊町では午後4時までの3時間雨量が125.5ミリとなり、この地点の11月の観測史上最多記録になった。
[時事通信社]
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