回収デブリは0.7グラム=福島第1から分析施設に輸送へ―東電
東京電力は8日、福島第1原発2号機から初めて回収した、溶け落ちた核燃料(デブリ)について、重さが0.7グラムだったと発表した。今後、日本原子力研究開発機構などの4施設で成分などを分析し、本格的な取り出しに向けた研究に役立てる。
東電によると、回収したデブリの重さのほか、水素濃度なども測定。水素濃度は検出限界値未満で、安全に輸送できると判断した。回収前の測定で、大きさは5ミリほど、放射線量は0.2ミリシーベルトだった。
今後、数日かけて4施設への輸送の準備を行う。4施設で分け合い、数カ月から1年ほどかけて成分や硬さなどを詳しく調べるとしている。
デブリの試験的取り出しは9月10日に着手され、約2カ月後の今月7日に回収した。同原発1~3号機に残されたデブリは約880トンと推定されている。
[時事通信社]
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