正力賞にDeNA三浦監督=ドジャースの大谷、3度目の特別賞―プロ野球
プロ野球でその年に最も功績があった監督、選手らに贈られる正力松太郎賞の選考委員会が7日、東京都内で開かれ、DeNAを26年ぶり3度目の日本シリーズ制覇に導いた三浦大輔監督(50)が初めて選ばれた。
特別賞は米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(30)が2年連続3度目の受賞。レギュラーシーズンで史上初の50本塁打、50盗塁の「50―50」を達成し、2年連続の本塁打王と初の打点王に輝いた。
選考では、就任1年目で貯金42と圧倒的な成績でパ・リーグ優勝を果たしたソフトバンクの小久保裕紀監督の受賞も議論。だが、セ3位に終わりながら、救援陣を立て直してポストシーズンで快進撃を続けた三浦監督の手腕がより高い評価を受けた。
選考委員でソフトバンク球団会長も務める王貞治氏は、「下克上を成し遂げ、十分評価に値する。勝負の世界は勝つことが鉄則。ホークスは抑えられたという受け止めがやはり大きい」と話した。
選考委員は他に、山本浩二、門田隆将、高田繁、辻発彦の各氏が務めた。
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◇三浦監督の略歴
三浦 大輔(みうら・だいすけ)奈良・高田商高からドラフト6位で92年に大洋(現DeNA)入団。投手として98年のリーグ優勝と日本一に貢献し、05年には最優秀防御率と最多奪三振の2冠。25年間で172勝184敗、防御率3.60の成績を残して16年に引退した。その後もDeNAで1軍投手コーチ、2軍監督などを務め、21年から1軍監督。50歳。奈良県出身。
[時事通信社]
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