東京株、下落=長期金利1%に上昇
7日午前の東京株式市場は、米国株の急上昇を引き継いで買いが先行した後、利益確定の売りに押された。日経平均株価は前日比400円超上昇する場面もあったが、マイナスに転じた。午前の終値は158円80銭安の3万9321円87銭。
前日の米国市場では、大統領選でトランプ氏の当選が確実になったことで次期政権による景気刺激的な政策が連想され、主要株価指数はそろって大きく値上がりした。日本株は6日に米国株より一足先に大幅上昇しており、買いが一巡した後は売りが優勢となった。日経平均の下げ幅は一時、400円を超えた。
東京債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債(第376回債)の流通利回りが1.000%に上昇(債券価格は下落)した。8月1日以来、約3カ月ぶりの高水準。
[時事通信社]
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