元事務局長、二審も有罪=知事リコール署名偽造―名古屋高裁
大村秀章愛知県知事の解職請求(リコール)運動で署名を偽造したとして、地方自治法違反罪に問われたリコール運動団体の元事務局長田中孝博被告(63)の控訴審判決が6日、名古屋高裁であった。田辺三保子裁判長(杉山慎治裁判長代読)は、懲役2年、執行猶予4年とした一審名古屋地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
弁護側は「被告にリコールを成立させる目的はなく、一審判決は事実誤認がある」などと主張したが、田辺裁判長は被告が名簿業者から80万件分の名簿を購入し、必要な数の署名を偽造するよう共犯者に依頼したと指摘。「リコールを成立させる目的があったことは強く推認できる」とした。
判決によると、田中被告は共謀し、2020年10月下旬、佐賀県内でアルバイト3人に有権者71人分の名前を署名簿に書き写させ、偽造した。
[時事通信社]
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