絶滅危機のスマトラゾウ、赤ちゃん誕生 インドネシア
【ジャカルタAFP=時事】インドネシアで5日、絶滅の危機にひんしているスマトラゾウの赤ちゃんが誕生した。保護当局が発表した。≪写真は、インドネシア西部スマトラ島にあるブルーチナ自然観光公園で生まれたばかりの雌のスマトラゾウ「ンガティニ」〈左〉と母親ゾウ≫
世界自然保護基金(WWF)によると、インドネシア西部スマトラ島を生息地とするスマトラゾウは、世界に約2400~2800頭しか残っていない。
地元の保護当局者によると、雌の子ゾウは同島のブルーチナ自然観光公園で5日、24歳の雌と25歳の雄の間に生まれ、「ンガティニ」と命名された。「体重104キロで、元気に母乳を飲んでいるという。
昨年末には同島のワイ・カンバス国立公園でも2頭のスマトラゾウが生まれており、保護活動に新たな希望をもたらしている。【翻訳編集AFPBBNews】
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