青柳、米大リーグ挑戦=球団がポスティング容認―プロ野球・阪神
プロ野球阪神の青柳晃洋投手(30)が5日、今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦することを表明した。球団が容認。兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で取材に応じ、「ポスティングは球団の権利。その中で自分のわがままを後押ししてくれたのは感謝しかない」と述べた。
日本代表の一員として出場した2021年の東京五輪をきっかけに、メジャー挑戦を思い描いたという。その後も実績を積み重ねる中で「別の野球があるんだったら経験してみたい」。来月には31歳になることも踏まえ、「体が元気なうちに行ってみたいという気持ちが強い」と決断に至った。
帝京大から16年にドラフト5位で阪神に入団。打たせて取るのが持ち味の横手投げ右腕で22年には最多勝、勝率第1位、最優秀防御率の投手3冠に輝いた。2年連続で開幕投手を務めた今季は12試合の登板で2勝3敗、防御率3.69の成績だった。通算では61勝47敗。
[時事通信社]
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