流れ渡さず一気に頂点=DeNA、連敗から4連勝―プロ野球日本シリーズ
短期決戦を勝ち抜いてきたチームの熱は最後まで冷めなかった。連敗後の3連勝で一気に王手をかけたDeNAが、勢いのまま頂点へ。7年前に涙をのんだ舞台で、ソフトバンクに借りを返した。
今シリーズで大車輪の活躍を見せるベテランは、大一番でも頼もしかった。二回、筒香のソロで先制し、2死二、三塁で桑原が打席へ。速球を振り抜き、三遊間を破った。「もう1点、もう1点と強い気持ちを持ち、後ろにつなげようと打席に入った」。2点適時打となり、ベンチに向けて右手を突き上げた。
セ・リーグ屈指の攻撃力を誇る打線が、次々と相手投手陣を打ち崩していった。パ・リーグ最多勝の有原を3回で引きずり下ろし、五回には打者一巡で7点を奪った。13安打11得点の大勝。DeNAらしく、派手にシリーズを締めくくった。
リーグ3位からクライマックスシリーズで激戦を制し、パを独走したソフトバンクも倒して「下克上」を達成した。三浦監督が現役だった1998年以来、26年ぶりの栄誉。就任4年目で見る日本一の景色に、指揮官は涙をこらえきれなかった。「最高にうれしい。この短期間、本当に中身の濃い期間を過ごせた」。本拠地横浜スタジアムでナインに身を預け、5度宙に舞った。
[時事通信社]
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