圧勝の田中、ロスへ自信=講道館杯柔道
男子73キロ級は開始早々に田中が鮮やかな背負い投げで一本勝ちを収めて優勝。圧勝で締めくくり、「五輪に向けてのスタートを切る中でとても大切な試合。自分の中でしっかりピークを持ってくることができた」と手応えを口にした。
兄の龍馬は今年の66キロ級世界王者。自身も2022年の世界ジュニアを制するなど注目されてきた。今年の世界選手権混合団体ではフランスのガバに快勝。相手がその後のパリ五輪で銀メダルを獲得する姿を見て「自分は世界で戦える力を持っている」と自信を得た。
28年ロサンゼルス五輪に向けては「日本代表は今後、自分がやっていくという姿勢を見せたい」。20歳が意気込みを口にした。
[時事通信社]
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