広島、手痛い連敗=流れつかめず無得点―Jリーグ
相手を上回る18本のシュートは、最後までネットを揺らすことはできなかった。リーグトップの得点力を誇る広島は手痛い連敗。スキッベ監督は「きょうの負けをチームとして受け入れる必要がある。次の試合に落ち着いて取り組む、そういう形で一つ一つやっていきたい」と、切り替えを強調した。
両チームともに高い位置からのプレスを基本とし、前半から激しく攻守が切り替わった。折り返し前には大迫が立て続けに好セーブを決め、何とかしのいだ。
これまでなら守備からリズムをつくっていくはずが、後半もセットプレーで再三得たチャンスを決められない。カウンターを受けて失点すると、攻撃陣の投入も実らず、3月16日の第4節以来となる無得点に終わった。
敵地の京都戦で3得点を挙げていた新井は、4本のシュートも枠を捉えられなかった。「少し力んでしまった。取れるチャンスで取れなかったのは、次に改善したい」と悔やんだ。
残り3試合で追う立場となった。主将の佐々木は「僕らができることはしっかり結果を出すこと。まずは次、勝つこと」。連敗を止め、9季ぶりの優勝に望みをつなぐ。
[時事通信社]
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