貫いた新潟らしさ=恐れずつないで前進―ルヴァン杯サッカー
J参入から26年目。新潟はクラブ初のタイトルにあと一歩届かなかった。PK戦の末に敗れた松橋監督は「少しはいい景色を見せてあげることができたかなと思う」。大会史に残る激闘だった。
0―2のハーフタイム。「舞台は整ったくらいの気持ちでやろう」。監督の言葉に奮起し、後半だけでシュート11本。途中出場のダニーロゴメスを軸に名古屋に襲いかかった。後半ロスタイムの土壇場にVARで得たPKから同点とし、再びリードを許した延長後半にも小見が2点目を挙げて追い付いた。
初の舞台でも新潟らしいパスサッカーを貫き、ファンをうならせた。GK阿部のパスミスで先制点を与えても、「チームのミス。みんながチームのためにというのが大事」と谷口。恐れることなく自陣からボールをつないで前進し続けた。
それも国立競技場の半分以上を埋めた熱いサポーターの後押しがあったからこそ。「新潟らしさは出せた。ここまでやれたのはチームの自信になる」と小見。悔しさを糧に、ファンと共に再び夢に挑む。
[時事通信社]
最新ニュース
-
9月の米貿易赤字、19.2%増=輸入が過去最大
-
NY円、152円近辺
-
被災者支援1.7兆円=慰問抗議は「過激派」か―スペイン洪水
-
中東安定化へ緊密連携=石破首相、サウジ皇太子と電話会談
-
川崎、前へ前へ3得点=指揮官の退任発表後初白星―ACL
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕