戦略条約の「正確な履行」確認=ロ朝外相、派兵関連協議か
【ソウル時事】朝鮮中央通信は2日、モスクワで1日に行われた北朝鮮の崔善姫外相とロシアのラブロフ外相の会談内容について報じた。両外相は、ロ朝間で有事の相互支援をうたう「包括的戦略パートナーシップ条約」に関し「条項を正確に履行する固い意志を再確認」した。
同通信によると、両外相は6月のロ朝首脳会談の合意を踏まえ、両国関係発展のための「実践的な問題」について意見交換した。ロシアのウクライナ侵攻を支援する北朝鮮の兵士派遣に関連する協議を行ったとみられる。
両外相は、モスクワの駅で故金日成主席の旧ソ連公式訪問を記念する額の除幕式にもそろって出席。プーチン大統領は6月の訪朝に際して金正恩朝鮮労働党総書記をモスクワに招待しており、外相会談は正恩氏訪ロの地ならしの意味合いもありそうだ。
[時事通信社]
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