軍拡から軍縮への契機に＝被団協のノーベル平和賞―中満国連次長
国連の中満泉軍縮担当上級代表（事務次長）は１日、日本原水爆被害者団体協議会（日本被団協）へのノーベル平和賞授与決定について「世界各国で進む軍拡から反転して、軍縮に軌道修正する大きな契機にならないといけない」と訴えた。京都市の立命館大で講演した。
中満氏は講演で、日本被団協の活動を「過酷でつらい経験を世界に発信し、二度と同じ経験をする人がいないよう、復讐（ふくしゅう）より和解の姿勢を示した」と称賛。「核兵器が使用されるリスクと隣り合わせにある世界で、核兵器は使われてはならないというメッセージだけに終わってはいけない」とも述べ、平和賞授与を実際の核軍縮につなげる必要性を強調した。１２月の授賞式には中満氏も出席するという。
［時事通信社］
最新ニュース
-
樋口は３位発進＝ＧＰフィギュア
-
被爆者ら３１人、授賞式出席へ＝ノーベル平和賞、２世らも―日本被団協
-
茨城、千葉で震度３
-
ガザ北部でポリオ接種再開へ＝２日から、対象エリア縮小―ＷＨＯ
-
自民・萩生田氏「首相批判せず」
写真特集
-
【野球】慶応大の４番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕