出場可否、最大の関心事に＝左肩負傷の大谷―米大リーグ
【ニューヨーク時事】米大リーグのワールドシリーズは２８日（日本時間２９日）の第３戦を前に、ドジャースの大谷翔平選手が出場できるかどうかが最大の関心事となった。２６日の第２戦で二盗を試みた際に左肩を負傷。ロバーツ監督は亜脱臼と説明した。
２７日には、大谷が第３戦に出場する見込みと監督が明かしたと、スポーツ専門局ＥＳＰＮが報じた。それを大リーグ公式サイトが「チームは公式発表をしていない」と明記しながら引用した。
その後にニューヨークで実施された監督の記者会見では、大谷に関する質問が集中。監督は明言まではせず、「十分にいい状態なら、出場しない理由はない」と語った。大谷はこの日、対戦相手のヤンキースの本拠地で行われたグラウンドでのチーム練習に姿を現さなかった。患部の検査のため遅れて合流し、第３戦に備えたとみられる。
ドジャースは地元ロサンゼルスで２連勝。４年ぶりの頂点まであと２勝としたが、戦力の中心である大谷を引き続き起用できるかどうかで今後の戦い方が変わってくる。監督は試合当日までに左肩の状態がさらに改善するとの見立ても述べ、「彼がプレーでき、その意思があるなら、プレーするだろう」と期待を込めた。
［時事通信社］
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