イラン、攻撃後も平穏強調=混乱防止へ戦果誇示
【イスタンブール時事】イランのメディアはイスラエル軍による26日未明の攻撃開始以降も、首都テヘランなどで車が行き交う様子を伝え、あくまで平穏を装った。特に目立った被害が出ていないと強調し、過度の反発や混乱が広がるのを防ぐ狙いがあるとみられる。
国営テレビは、イスラエル軍の主張を字幕で淡々と報道。一方でSNS上には、首都周辺で防空システムが作動した際のごう音や、夜空で飛翔(ひしょう)体を迎撃したとされる動画も投稿された。
イランの防空当局は「シオニスト(イスラエル)に冒険主義的な行動を避けるよう警告したが、軍事施設を攻撃してきた」と非難。テヘラン州、南西部のフゼスタン、イラム両州で防空システムが迎撃に成功したと主張した。
精鋭軍事組織「革命防衛隊」に近いタスニム通信は、攻撃に関するイスラエル軍の発表は「ひ弱な攻撃を過大評価するための虚偽だ」と一蹴した。「戦果」を誇示することで、報復の応酬も辞さない保守強硬派の不満を抑え込みたい考えもあるもようだ。
[時事通信社]
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