国際体操連盟、渡辺会長が3選=25年から4年間
【ロンドン時事】国際体操連盟(FIG)は25日、ドーハで開いた総会で役員改選を行い、会長選で現職の渡辺守成氏(65)が再任された。FIGの公式サイトが発表した。前回と同じく欧州体操連合会長のファリド・ガイボフ氏(アゼルバイジャン)との争いとなり、加盟国・地域による投票で渡辺氏が102票を獲得し、ガイボフ氏は54票だった。3期目となり、任期は来年1月から4年間。
福岡県出身の渡辺氏は、五輪実施競技では日本人で唯一の国際統括団体(IF)会長。2017年に欧州出身者以外で初めてFIG会長に就任し、18年から国際オリンピック委員会(IOC)委員を務める。IOCの会長選(来年3月、アテネ)にも日本人で初めて立候補している。
渡辺氏は「現場第一主義での仕事が評価されたのだと思うと感慨深い。世界のスポーツ界をリードし、日本のプレゼンス(存在感)を高めていきたい」とコメントした。
[時事通信社]
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