暴動でウルグアイのサッカーサポ250人超逮捕 ブラジル
【リオデジャネイロAFP=時事】ブラジル警察は23日、地元サッカークラブのボタフォゴFRが出場するリベルタドーレス杯準決勝の試合前に起きた暴動を受け、対戦相手のCAペニャロール(ウルグアイ)のサポーター250人以上を逮捕した。≪写真は、ボタフォゴFRとのサッカーリベルタドーレス杯準決勝の試合前にブラジル・リオデジャネイロ市内で暴動を起こし、検挙されたCAペニャロールのサポーター≫
警察は、ペニャロールのサポーターがリオデジャネイロ市内で店舗や車両を破壊したり、略奪を行ったりしたと発表。火災車両の消火のために消防車が出動し、銃も押収されたという。テレビ局は、ペニャロールのサポーターが警官に対し瓶などを投げつける様子を伝えており、少なくともバス1台が放火されている。
地元店主の34歳の男性は「彼らはトラブルを起こすために来た。とても悲しいことだ」とコメントしている。
リオ市内ではこれまでにもリベルタドーレスの試合の傍らで暴動が発生しており、国外サポーターは警察の過剰な締め付けに繰り返し不満を訴えている。
2019年には市内のビーチで起きた乱闘で数十人が逮捕され、負傷した1人がその後死亡。昨年にはコパカバーナビーチで多数のサポーターが衝突したこともあった。
ペニャロールはリベルタドーレスで最も成功を収めているクラブの一つで、数々のトロフィーを獲得している。【翻訳編集AFPBBNews】
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