ラグビー主将コリシ離婚 南アフリカにショック広がる
【ヨハネスブルクAFP=時事】ラグビー南アフリカ代表キャプテンのシヤ・コリシと妻のレイチェルさんが22日遅くに離婚を発表した。国内屈指の有名カップルの破局に、南アフリカでは発表から一夜明けた23日、ショックが走っている。≪写真は、ラグビーW杯フランス大会決勝、ニュージーランド対南アフリカ。表彰式で妻のレイチェルさん〈右〉ら家族と写真を撮る南アフリカのシヤ・コリシ〈左から3人目〉≫
コリシとレイチェルさんは肌の色が違うカップルで、「レインボーネーション」と呼ばれる南アフリカの象徴的な存在だった。
二人はインスタグラムで「熟考を重ね、率直に話し合い、結婚生活に終止符を打つことを一緒に決めた。愛とリスペクト、そしてこれがお互いにとって最善の道であることを理解した上での決断」とコメントを発表した。
33歳のコリシは南アフリカ代表初の黒人主将で、2019年からW杯連覇を果たし、ラグビー界だけでなく国内全体で高い注目を集める。昨年のW杯フランス大会の後は仏トップ14のラシン92に所属していたが、「家族が南アフリカを恋しがっていた。帰国するときが来た」として先月に契約を途中で解除。国内の古巣シャークスに復帰していた。
白人のレイチェルさんとは2016年に結婚。南アフリカではアパルトヘイト(人種隔離政策)が廃止されて30年がたった今も人種間の緊張が続くが、二人の結婚に当時の国内は沸いた。
二人の破局はトップニュースとして扱われ、全国紙は「シヤ、レイチェル・コリシの離婚にムザンシ(南アフリカの俗称)が心痛」と伝えた。
ソーシャルメディアでも悲しみの声が広がり、「あしたは国全体で家族休暇を取らないと。私たちは打ちひしがれている」「ネルソン(・マンデラ元大統領)とウィニー(マンデラ氏の前妻)が別れて以来、最も悲劇的な破局」といった投稿が見られた。
夫妻の間には2人の子どもがいる。離婚の発表にあたり、二人は子どもを育てていく上で「今後も最高の友人で、献身的なパートナーであることに変わりはない」と述べている。【翻訳編集AFPBBNews】
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