円急落、一時153円台=約3カ月ぶり安値―NY市場
【ニューヨーク時事】23日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、一時1ドル=153円台前半に急落した。7月31日以来、約3カ月ぶりの安値水準。米大統領選でトランプ前大統領が優勢との見方から米長期金利が上昇し、日米金利差を意識した円売り・ドル買いが強まった。午前9時現在は153円00~10銭と、前日午後5時比1円95銭の大幅な円安・ドル高。
トランプ氏が当選すれば、減税策の延長により財政が悪化するほか、関税引き上げでインフレ再燃も見込まれ、長期金利上昇を招いている。一方、日銀の利上げは緩やかに進むとの見方が金融市場では根強い。
[時事通信社]
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