2024-10-21 19:22政治

都道府県別情勢=四国【24衆院選】

 ◇2区で山口・飯泉が五分=徳島
 1区は、3選を目指す自民前職仁木が先行し、立民新人高橋が追い掛ける。維新前職吉田と共産新人久保は苦しい戦い。2区は、自民前職山口と無所属新人飯泉が接戦。元沖縄・北方担当相の山口は組織選挙を展開。これに対し、国民の推薦を受ける飯泉は知事を5期務めた知名度を生かし幅広い層に支持を訴える。維新祝と共産浜は広がりを欠く。
 ▽徳島1区(5人)
仁木 博文58☆医師    自前(2)推(公)
高橋  永49☆元会社員  立新 
佐藤 行俊76 無職    無新 
久保 孝之61 党県常任委員共新 
吉田 知代49☆元市議   維前(1)
 ▽徳島2区(4人)
飯泉 嘉門64 元知事   無新 
山口 俊一74 元沖北相  自前(11)推(公)
浜  共生43 党地区委員 共新 
祝   聡55☆元歯科技工士維新 
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 ◇1区、小川・平井競る=香川
 1区は、立民前職小川と自民前職平井がしのぎを削る。小川は党幹事長として全国を遊説し、後援会が支持固めに全力を挙げる。平井はデジタル相としての閣僚経験などをアピールし、組織戦を展開する。2区は、国民前職玉木が党代表の高い知名度を生かして安定した戦い。前回小選挙区で敗れた自民前職瀬戸は企業・団体を精力的に回り、追い上げを図る。3区は、5選を目指す自民前職大野が優勢。立民大岡、維新細川、共産笹井の新人3人は伸び悩む。
 ▽香川1区(5人)
小林 直美50☆作家    参新 
田辺 健一43 党県常任委員共新 
小川 淳也53☆党幹事長  立前(6)
平井 卓也66☆元デジタル相自前(8)推(公)
町川 順子65☆元議員秘書 維新 
 ▽香川2区(3人)
玉木雄一郎55☆党代表   国前(5)
瀬戸 隆一59☆財務政務官 自前(3)推(公)
石田 真優42 党県常任委員共新 
 ▽香川3区(4人)
笹井 孝志71 元丸亀市職員共新 
細川 修平50☆元会社員  維新 
大岡 弘美54☆元介護支援業立新 
大野敬太郎55☆元内閣副大臣自前(4)推(公)
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 ◇2区で立・自激戦=愛媛
 1区は、自民前職塩崎が優位に立つ。祖父、父の地盤を引き継ぎ、業界団体の支持を固める。立民香曽我部、共産石本、国民石井の3新人は野党票を奪い合う。2区は、立民白石と自民井原の前職同士による激戦。両陣営とも新たに選挙区に加わった今治市の得票が焦点とみる。白石は今治の高校出身。井原は「政治とカネ」の問題で重複立候補できず、背水の陣で臨む。3区は自民前職長谷川が安定した戦い。共産新人西井、立民新人越智は支持の広がりを欠く。
  ▽愛媛1区(4人)
石井 智恵56☆元県議   国新 
石本 憲一77 党県書記長 共新 
塩崎 彰久48☆厚労政務官 自前(1)推(公)
香曽我部慶教47☆元新聞社員 立新 
 ▽愛媛2区(3人)
梶野 耕佑40☆元海運会社員維新 
白石 洋一61☆元銀行員  立前(3)
井原  巧60 元経産政務官自前(1)推(公)
 ▽愛媛3区(3人)
長谷川淳二56☆総務政務官 自前(1)推(公)
西井 直人67 党地区委員長共新 
越智 清純42☆医師    立新 
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 ◇自民、独占うかがう=高知
 1区は自民前職中谷が安定した戦いを進める。防衛相としての公務のためほぼ選挙区を離れるが、地元首長らの支持を取り付け、地盤を固める。与野党一騎打ちの構図だが、立民元職武内は厳しい戦い。2区は、自民前職尾崎が知事を3期12年務めた経験などを生かして大きくリード。共産新人浜川は政権批判票の取り込みを狙う。
 ▽高知1区(2人)
中谷  元67☆防衛相   自前(11)推(公)
武内 則男66☆元参厚労委長立元(1)
 ▽高知2区(2人)
浜川百合子45☆党県副委員長共新 
尾崎 正直57☆国交政務官 自前(1)推(公)
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 ◇立候補者一覧の見方
 候補者の氏名は原則として届け出名で敬称略。年齢は投開票日現在の満年齢。肩書の「元」は前職を含む。丸かっこは当選回数。
 並びは届け出順。選挙区名に続く丸かっこは候補者数。候補者名の後に年齢、肩書、党派、前職・元職・新人の別。「推」は推薦で、丸かっこは推薦政党。☆は比例代表との重複。
 自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国=国民民主党、れ=れいわ新選組、社=社民党、参=参政党、み=みんなでつくる党、諸=諸派、無=無所属。 
[時事通信社]

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