羽根田、去就決断はこれから=カヌーNHK杯
羽根田は今季最終戦を優勝で締めた。高い難易度に設定されたコースを大きなミスなくクリア。本格的な練習が積めなかった中でも力量を示し、「不安はあったが、競技を長くやっている経験がある」と誇った。
2016年リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得した第一人者。高度なテクニックと水流を読む眼力は衰えておらず、37歳となってなお若手の挑戦をはね返している。
パリ五輪を戦い、心身ともすり減らしたシーズンを終えた。現役を続けるかどうかは「自分と向き合う時間をつくり、いろんな方と話して決めていきたい」という。漫然と競技を続けることは望んでいない。カヌー教室などの普及活動にも力を入れながら、再び心を燃え立たせてくれる目標があるかどうか考える。
[時事通信社]
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