2024-10-20 14:45スポーツ

五輪金のホイさん、余命2~4年=末期の前立腺がんで―自転車

ロンドン五輪の自転車トラック、男子ケイリンを制して表彰台で喜ぶ英国のクリス・ホイさん=2012年8月(AFP時事)

 自転車トラックの元英国代表で、五輪で金メダル6個を獲得したクリス・ホイさん(48)が、末期の転移性前立腺がんで余命2年から4年であることが20日、分かった。
 ロイター通信によると、英紙タイムズの独占インタビューで公表。「私たちは皆生まれ、死ぬ。これはその過程の一部にすぎない」と語り、「ほとんどの時間を前向きに過ごし、幸せを感じている。人生を大切にし、喜びを見いだすことは、五輪よりも、何よりも大事なことだ」と述べた。
 ホイさんは2004年アテネ大会から12年ロンドン大会まで、五輪3大会連続で金メダルに輝いた。13年に現役引退を表明。今年2月、がんと診断されたことを明かしていた。 (時事)
[時事通信社]

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