伝統背負い、粘り強く=成長示した東京V―Jリーグ
粘り強さが光った。東京Vは自陣でボールを失い、先制を許す。それでも必死に走り、後半14分に綱島が同点ゴール。31分に右CKから綱島が再び決め、「全員で取った得点だと思う」。16季ぶりに戻ってきたJ1の舞台で残留が確定。感慨深げな表情で言った。
開幕から10試合は1勝7分け2敗。追い付く執念を見せた試合もありながら、先行して追い付かれたこともあった。それがビッグクラブを相手に逆転勝ちを収めるまでに成長。「3歩進んで2歩下がるか、時には4歩下がることもある。牛歩でも前に進んでいると信じてやってきた」と城福監督。若手主体のチームは試行錯誤を重ねてきた。
Jリーグの草創期を彩ったものの、J2暮らしが長かった。下部組織で育った綱島は「黄金期のヴェルディに戻らないといけない」と決意を口にし、「残留が目標じゃない」と高みを見据える。伝統の重みは分かっている。歩みは止めない。
[時事通信社]
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