立民・国民、略称は「民主党」=衆院選比例、3回目の競合【24衆院選】
衆院選(27日投開票)の比例代表で、立憲民主党と国民民主党がいずれも略称を「民主党」として総務省に届け出た。両党が同じ略称を使うのは2021年衆院選、22年参院選に続いて3回目。「有権者が混同する」として略称問題の解消を協議してきたが間に合わなかった。
有権者は比例で、政党・政治団体名を記入して投票する。「民主党」と書かれ、どの党への投票なのか区別できない票はそれぞれの党に振り分ける「案分」となる可能性が高い。
両党はいずれも旧民主党が源流。国民の玉木雄一郎代表は17日夜のユーチューブ番組で「比例は略さず国民民主党。5文字書くことが大事だ」と話し、正式名称での投票を呼び掛けた。
[時事通信社]
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