山奥の発電所標的、被害者「恐怖感じた」=復旧に4カ月、被害3500万円―銅線窃盗
東京都日の出町の山間部に設置した太陽光発電所の銅線ケーブルが切断され、盗まれた事件で、被害に遭った男性(49)は取材に対し「泥棒が山奥まで入ってくることに恐怖を感じた」と振り返った。
男性によると、発電所のケーブルが盗まれたのは5月25日夜だった。防犯カメラには、ワゴン車が入り口のゲートを壊して敷地内に侵入。2~3人の男がわずか10分ほどの間に、ケーブル複数本を持ち去る様子が映っていた。
同日午後3時ごろに敷地内に入る不審な人物の姿も映っており、この際にケーブルが切断された可能性もあるという。
今月1日の発電所再開までに、復旧工事などで4カ月以上を要した。この間、売電による利益は得られなかったといい、工事費用などを含め、被害総額は計約3500万円に上った。
発電所再開にあたっては、防犯カメラを増設したり、入り口部分のゲートの強度を高めたりするなどの被害防止対策も余儀なくされた。男性は「現地の確認作業も増やさなければならない」と話した。
[時事通信社]
最新ニュース
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕