2024-10-15 19:03スポーツ

藤川新監督が就任会見＝「当然、勝ちにいく」―プロ野球・阪神

就任会見に臨む阪神の藤川球児新監督＝１５日、大阪市内

　プロ野球阪神の藤川球児新監督（４４）が１５日、大阪市内で就任会見に臨み、「目指すものは勝ち。当然、勝ちにいく。任された期間を全うする」などと抱負を述べた。３年契約とみられ、背番号は現役時代と同じ２２に決まった。
　球団初の連覇を目指した今季、チームは惜しくも２位に終わった。恩師と仰ぐ岡田彰布氏の後を引き継ぐ形になり、「それも必然、運命なのかなと。従えばいいという感じ」と受け止めた。
　抑え投手として第一線で活躍し、日米通算２４５セーブをマーク。「３点取ればゲームをきっちり終わらせてくれる安定の野球」を現在のチームの強みと評し、「流れによどみをつくらないゲーム展開にしたい」と理想を掲げた。　
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　◇藤川球児氏の略歴
　藤川　球児氏（ふじかわ・きゅうじ）高知商高からドラフト１位で９９年に阪神入団。「火の玉」と称された豪速球を武器に０５、０６年に最優秀中継ぎ、０７、１１年に最多セーブのタイトルを獲得。１３年に米大リーグのカブスへ移籍。レンジャーズ、国内独立リーグを経て、１６年から再び阪神でプレー。２０年限りで引退した。日米通算２４５セーブ。０８年北京五輪、０６、０９年ＷＢＣ日本代表。４４歳。高知県出身。
［時事通信社］

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