ノーベル経済学賞に米大3教授=国の繁栄、社会制度が左右
【ロンドン時事】スウェーデン王立科学アカデミーは14日、今年のノーベル経済学賞を米マサチューセッツ工科大(MIT)のダロン・アセモグル教授(57)ら3人に授与すると発表した。社会制度の違いが国家の繁栄を左右することを解明した研究が評価された。
他の受賞者は、MITのサイモン・ジョンソン教授と米シカゴ大のジェイムズ・ロビンソン教授。アセモグル氏はトルコ出身で、ジョンソン、ロビンソン両氏は英国出身。
3人は、豊かな国と貧しい国が生まれる原因に着目。植民地時代に導入された社会制度の違いを調べ、現代の経済格差に決定的な影響を与えていることを示した。法の支配が乏しく、人々を搾取する制度を持つ国では、経済成長や技術革新が阻害されるとの理論を確立した。
授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、賞金1100万スウェーデンクローナ(約1億6000万円)は3人で等分される。
[時事通信社]
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