2024-10-14 14:25スポーツ

大谷、好機で勝負強さ=千賀から適時打も―米大リーグ

メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦の2回、適時打を放ち喜ぶドジャースの大谷(左)=13日、ロサンゼルス(AFP時事)

 ドジャースの大谷が日本人対決で貴重な適時打を放った。2点リードの二回1死二塁でマウンドにはメッツ先発の千賀。甘くなった初球のカットボールを振り抜いて一、二塁間を破ると、一塁ベースに向かう途中で右拳を握り締めた。
 一回は二ゴロに打ち取られたが、2打席目でやり返し、千賀を降板させた。四回1死一塁では、左腕ピーターソンのカーブを捉え、右中間フェンス直撃の安打。失策も絡んで走者が生還し、5万超の本拠地は熱狂した。
 好機で見せた勝負強さ。「チームとして、得点圏に多くチャンスメークをしてくれている」と話し、「ファンの歓声がすごくて、自分自身がより打席に強気で集中できる環境だった」と振り返った。
 二回には二盗を失敗。レギュラーシーズンで59盗塁をマークし、最後は36回連続で成功していただけに、珍しい場面となったが、その後に2度ホームを踏むなど、スピードを生かした走塁でもベンチを活気づけた。
 パドレスとのナ・リーグ地区シリーズに3勝2敗で勝ち、中1日で迎えたリーグ優勝決定シリーズ第1戦。9―0の大勝に「一人ひとりが自分の仕事をしていると思う。先制、中押し、駄目押しといい点の取り方。ゲーム運びが素晴らしかった」。大谷を中心とした自慢の打線が本領発揮し、白星発進となった。(ロサンゼルス時事)
[時事通信社]

メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦の2回、二盗に失敗したドジャースの大谷(左)=13日、ロサンゼルス(ロイター時事)
メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦の4回、安打を放つドジャースの大谷=13日、ロサンゼルス
メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦の4回、フリーマンの適時打で二塁から生還したドジャースの大谷=13日、ロサンゼルス(EPA時事)

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